MD123の特徴 カビの原因 カビの被害 ・商品・施工例 ・JIS規格? リンク カビを考える10年の歩み

g/h : 1時間における発生する水の量

 日常生活の中で発生する水分量とは?

― 低濃度の効果と主な場所での上位検出菌等 ―

MIC値とは、菌の発育を阻止する防カビ剤の最低濃度のことです。この表に出てくる数値は、その菌に対し、
MD123防カビ剤を何ppm添加すればその菌の発育・発生を阻止できるかを表します。MIC値が小さいほど、菌に対するMD123の薬効が大きいということになります。    1ppm = 0.0001% 

例) アスペルギルス ニガー の発育・発生を阻止するのに無機系抗菌剤は、2,000ppm必要。MD123 なら、3ppmで阻止ができる値をMIC値と呼ぶ。   

入  浴 浴    場 500〜1000g/h
浴 室 開 閉 10〜20g/回
調  理 夕 食(60分) 約950g
すき焼・湯どうふ 約 500g/h
室内干し 洗濯物 2kg 200〜600g/h
暖   房 都市ガス 594g/h
(3000kcal)換算 プロパンガス 939g/h
灯 油 399g/h
人   体 就 寝 時 45〜81g/h
(環境温度15〜30℃) 軽 動 作 73〜206g/h
加   湿 加 湿 器 500g/h

― 真菌(カビ菌)の繁殖条件 ―   温度湿度栄養素が条件です。

湿度 以下の表にあるように一般住宅で住まいする中で発生する水分です。 相対湿度が70%以上になればカビ菌の繁殖は一層拍車がかかりる事となります。 また湿度が低い環境でも成長はしないが死滅しない事も報告されております。

温度 近年の住宅は気密度が多く暖房器具も発達し真菌(カビ)が発生する住環境とも言えます。この事は、人体の住環境に最適な温度帯はカビ菌にも快適な環境とも言えます。 カビ菌の生育温度は、25℃〜30℃付近であり、カビ菌の種類にも異なりますが、−10〜50℃付近まで生長でき、冷蔵庫はカビ菌の成長スピードを遅くするだけで殺す事はできません。

栄養素は、住宅内の品物から・食材・化粧品・薬・繊維製品・家具などにもカビは発生します。特に革製品には栄養素が高くカビ発生し易い製品です。 また、カビ菌は僅かな栄養源でも発生し、カメラのレンズ表面に発生しガラスに傷をつける事やアルミニウム等の金属表面に生えて腐食させ、電子部品、光学機器、航空機の燃料タンクなど、様々な機器の故障の原因となります。

まとめ
上記の要素の中で最も現実的な対策としては「湿度」=「換気」の管理が簡単で、しかも安価であると考えております。温度をコントロールする事や栄養源を立つ事は、日常生活では不可能な事であります。
そこで、どの程度の「水分」が生活の中で発生しているのか? について以下の表をご参考下さい。

カビの一生は、まず胞子が空中に飛び出し、浮遊して基質に付着し、水分などが与えられると胞子から菌糸を伸ばし、発芽して菌糸体を形成します。その後、成熟菌糸体となり菌糸の先端から胞子を作る枝をたくさん出し、その先や側位に多数の胞子を形成します。その後、胞子の枝(胞子柄)を離れ空中に飛び出して行きます。
ちなみにカビがコロニーを形成し100円硬貨大になっていた場合の胞子の数は40〜50億程度存在します。
その胞子が飛散し室内に定着し繁殖に十分な環境さえあれば確実にカビは繁殖し広範囲に被害が及びます





家の中のホコリなどは、床面から約30cm程度で浮遊していますが、空中に浮遊するほど軽くダニの糞などと同じでハウスダストとなり、アトピーや喘息などの症状の原因ともなります。
お部屋を換気するだけで確実に改善されます。

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マンションの廊下側のお部屋にカビが繁殖  換気不足から頻繁な結露が発生、クロスまで剥がれ浮いたクロスの下からもカビが繁殖した

カビはカビ・細菌は真菌類に属する微生物で、同じく微生物である細菌とは大きく異なります。カビと細菌では特に繁殖様式が異なり細菌が主に細胞分裂で増加していくのに対し、カビは胞子と呼ばれる生殖細胞を用いて繁殖していきます。